舞台機構・特殊機構の株式会社サンケン・エンジニアリング

昇降床 駆動方式Drive System

昇降床は様々な建築条件や用途に合わせた最適な方式があります。代表的な方式と特長は以下の通りです。
昇降床 駆動方式
  • スパイラリフト式※SpailaliftはGALA社製品

    スパイラリフト式
    ・スパイラル状の横板と縦板を組合わせることで昇降
    ・昇降行程に対しピット深さが著しく少ない場合
    ・機械部分60cmで6mの昇降可能
    ・振れ止めガイド必要
    ・等速運転可能
    ・テーブルサイズ1.8m×1.2m以上20m×6m程度まで
    ・小迫りのような小さなものも可能だがコスト高となる
    ・大型で連結数が多いと効率が落ちるのであまり大きいものには適さない
    ・大型・大昇降行程・大荷重向き
  • ネジ式

    ネジ式
    ・ネジの回転を利用して昇降
    ・押し上げ方式と駆け上がり式がある
    ・昇降行程に対しピット深さに余裕がある場合
    ・振れ止めガイド必要
    ・等速運転可能
    ・テーブルサイズ1m×1m以上
    ・大型で連結数が多いと効率が落ちるのであまり大きいものには適さない
    ・大型・大昇降行程向き
  • ラック式

    ラック式
    ・ラックとギヤを組合わせることで昇降
    ・大型大荷重迫りに使用
    ・昇降行程に対しピット深さに余裕がある場合
    ・ピット下部にラック格納用の孔が必要
    ・等速運転可能
    ・テーブルサイズ1.8mm×1.2mm以上
    ・大型で連結数が多いと効率が落ちるのであまり大きいものには適さない
    ・大型・大昇降行程・大荷重向き
  • クロスアーム式

    クロスアーム式
    ・アームを交差させ、鋏のように開閉させることで昇降
    ・昇降行程に対しピット深さが少ない場合
    ・ほぼ定速の昇降が可能
    ・テーブルサイズ2.5m×1m以上※昇降工程1mの場合
    ・昇降工程2m以下・大型で連結数が多いと効率が落ちる為、大型には不向き