Stage Machinery

舞台機構 舞台機構

制御機器

制御機器

制御機器

Control System

舞台機構で特に重要なことは、安全なことはもちろん、思いの場所に正確にそしてスピーディーに配置・転換可能な信頼性です。
電動の場合、その作業を担うのが制御機器です。
 
過積載を防止するための過積載検知装置、安全な吊込み作業を行うための極低速運転、多彩な演出に対応するために正確に設定位置まで昇降可能な位置決めシステムやグループ運転、万が一に備えたバックアップシステムなどでこの条件をクリアしています。
制御機器はオペレーターが操作を行う操作盤、操作盤からの信号を受取り、各装置の動作を制御する制御盤から成り立っています。
操作盤の配置は舞台下手袖に配置し、舞台の状況を確認しながら操作するのが一般的です。
制御盤の配置は吊物・反射板用はブドウ棚(スノコ)上、床機構用は迫りピット付近が一般的です。

操作系について

操作系で一番重要なことは直感的に理解し、操作可能なことです。これが安全にもつながってきます。
その為に視覚的に吊物の位置が把握できるようにカラータッチディスプレイを採用してコンパクトかつ高い操作性を実現しています。
バトンの動作設定についても、レベル設定、速度設定、同期運転、グループ化、シーン運転、パターン運転といった複雑な舞台転換の動きについて使用条件・ご希望に合わせて設定可能です。表示単位についてはcmと尺で切り替えも可能です。
仕込み用に可搬型の操作盤を使うことで最適な位置で仕込み操作を行うことも可能です。
上記のようなプロユースに耐えうるスペックの品からもっと単純な昇降や開閉ボタンのみの品まで幅広く実績としてやっております。お客様の用途、利用頻度、御要望からトータル的に判断して最適な品をご提案させていただきます。

制御系について

制御系は操作盤からの信号を受取り各装置の動作を制御します。
制御システムとしてネットワークに同軸バスデータリンクを採用することで、高速かつフレキシブルなシステムとし、将来のネットワーク機器の増設が可能となります。
又、制御系の2重化バックアップシステムとすることで信頼性の向上が図れます。
また、各昇降機器には位置検出器(エンコーダ)や突き上げ防止用リミットスイッチや舞台奈落には昇降床用非常停止ボタンなど装置を安全に制御するための機器を備えています。
その他舞台音響設備に影響を及ぼさないように高調波などのノイズ対策などを含めた騒音対策、メンテナンス性を考慮しています。
上記のようなプロユースに耐えうるスペックの品からもっと単純な昇降や開閉ボタンのみの品まで幅広く実績としてやっております。
お客様の用途、利用頻度、御要望からトータル的に判断して最適な品をご提案させていただきます。