全国各地に文化の殿堂として、劇場・ホールの建設が進められているように、21世紀はまさに「文化の時代」といえましょう。 「モノ」の豊かさよりも「心」の豊かさを求める人が増えてきたのです。
各種舞台技術設備の製作を通して、優れた文化・芸術の場の形成を技術面から担う弊社は、劇場やホールはもとより、視聴覚室、イベントホール、体育館、宴会場、店舗用フラッグバトンなど様々な分野においても、その設備の向上に成果を発揮しています。
長年培った独自のノウハウと、高度な最新技術を駆使して、舞台機構を中心に、環境事業などの総合的な設備の設計、施工に日々進化を続ける私達サンケン・エンジニアリングに今後もご期待下さい。
Saiki Shiroyama Sakura Hall
大ホールは可動式のプロセニアムや音響反射板、走行バルコニーを備えており、吊物機構との構成により、講演会・演劇などに利用できる「プロセニアム形式(幕形式)」と、音響性能に優れ、かつサイドバルコニー席が舞台を取り囲むことで観客と演者が強い一体感を得られる「シューボックス形式」に組換えることが可能です。 段床形式による演劇や講演、音楽的な催しだけでなく、オーケストラピット迫りとの組合わせにより、平土間形式による展示会・軽スポーツなど、目的に応じてダイナミックに可変し、かつ高いレベルで対応できるホールです。 ホールの可変性を実現するため、1階客席前方は客席パターン変更時のみ客席(平台)ワゴンに差し込んで利用できるエアー台車に対応しています。各ワゴンにエアーキャスターを内蔵させる方式と比べ、ユニットを大幅に削減できるため、最小限のコストで大きな空間可変を可能にしました。
劇場・ホール
Toho Gakuen Film Techniques Training College
映像やアニメなどのクリエイターを育成する東放学園映画専門学校では、作品を制作するための実践的な実習が充実しています。 実習にはプロの現場で使われている標準的な機材や設備を使用してます。 その機材を使って作品作りを繰り返すことで制作現場で必要なノウハウを身につけられるような設備を備えています。 地下1、2 階を吹き抜けにしたSTUDIO Dee(スタジオ ディー)は、様々なバリエーションで使用できる撮影スタジオ兼ライブホールです。 映画・PV・CM などの撮影のほか、ライブ撮影なども可能です。外光を遮断し、照明効果を最大限に活かすことができます。 ライブ・イベントの実習で利用できるよう、トラスバトンやフライングスピーカー、手動カウンターウェイトが用意されています。
その他(ライブハウス・スタジオ・etc…)