劇場・ホール

茅野市民館

マルチホール[Multi Hall]

都 道 府 県 [Prefectures]
長野県 [Nagano]
客 席 数 [Seating Capacity]
800席
竣 工 [Completed in]
平成17年 [2005年]

仕 様

引割緞帳
1台
吊物バトン
14台
照明バトン
8台
幕バトン
13台
スクリーン
1台
プロセニアムスピーカー
1台
音響反射板
1式
前舞台迫り
1台
エアー浮上式客席ワゴン
11式
エアー浮上式平台ワゴン
2式

2007年国際照明デザイナー協会賞最優秀賞受賞
2007年日本建築業協会賞(BCS賞)受賞
2007年日本建築学会賞(作品賞)受賞

茅野市民館はガラスが多用された透明感と開放感あふれる公共空間を形成しているJR茅野駅に直結した利便性のよい施設です。その中でもマルチホールは施設の中心をなす場所となっています。
マルチホールは劇場形式で780席を備え、演劇、音楽、舞踊、講演、展示など幅広いジャンルに対応する可変性の高い空間として計画されました。音響反射板、各種舞台幕、前舞台迫り、エアー浮上式平台およびエアー浮上式客席ワゴンを組み合わせることで、エンドステージ形式からセンターステージ形式、さらには客席をすべて収納した平土間形式まで、多彩なホール形態への転換が可能です。これにより、演目や催しの内容に応じて、舞台と客席の関係性を柔軟に再構築することができます。

エアー浮上式の平台および客席ワゴンは、空気の力を利用して少人数でも移動・配置替えが可能な仕組みとなっており、迅速かつ安全にホール形状を変更できる点が特徴で、これにより、従来は大きな労力を要した舞台転換作業を軽減します。また、演出空間としての自由度を高めるため、舞台すのこは二段式構成となっています。これにより、照明・美術・吊物の配置に柔軟性を持たせるとともに、立体的な演出や舞台上部空間を活用した表現が可能となっています。音響面においても、音響反射板や可変残響用カーテンなどの設備により、演劇から音楽公演まで安定した音響条件を確保しています。

コンサートホール[Concert Hall]

客 席 数 [Seating Capacity]
300席

仕 様

吊物バトン
2台
照明バトン
2台
着脱式スクリーン
2台
着脱式アクリル天井反射板
1式

本ホールはとりわけ音響性能を第一に考えて設計されたホールです。
舞台後方の正面壁は可動式となっており、必要に応じて開放することで、外部からの自然光をホール内に取り込むことができる構成となっています。これにより、昼間の公演やリハーサル時には、照明に頼らず柔らかな外光を生かした空間演出が可能です。
また、演奏者のための音響配慮として、舞台上には跳返り用のアクリル製反射板が設けられています。これにより、演奏音が舞台上で適切に返り、演奏者同士が互いの音を聴き取りやすい環境が確保されています。

このように小規模ながらも本格的な音楽公演に対応できる舞台機構設備が整えられています。

アトリエ[Atelier Room]

仕 様

吊物バトン
1台
照明バトン
3台

マルチホールの舞台と同じ大きさを確保したアトリエは、舞台のリハーサルだけでなく、小規模な発表会やワークショップなど幅広い用途に対応できる点が特徴です。
室内にはバレエの練習にも対応できるバレエバーや鏡を備え、床には檜集成材のフローリングを採用するなど、身体表現に配慮した仕様となっています。舞台設備として照明・道具用の吊物バトンも備え、実践的な稽古環境を提供することで、市民の表現活動を日常的に支える場として活用されています。

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